園児の心を和ませる「水草水槽」導入事例
園児の心を和ませる「水草水槽」導入事例
導入の背景
熊本市にある 力合さくらこども園様 では、当社の淡水水草水槽を導入いただきました。導入プランは、常にきれいで安心して楽しめるように 月2回のメンテナンス付きプラン。園児がいつでも魚や水草の様子を楽しめる環境を整えています。
子どもの心を落ち着かせるアクアリウムの力
園児は感情の起伏が大きく、時には理由なく泣いてしまうこともあります。そのような場面で先生が「お魚さん、元気に泳いでいるね」と声をかけながら水槽の前に誘導すると、子どもの視線は自然と魚に向かい、泣き声が次第に落ち着いていきます。
これは心理学的に「注意の転換」と呼ばれる行動で、泣いている時の不安や不快の焦点から、魚の動きや水草のゆらぎといった心地よい刺激へ意識が移ることで、感情が安定していくのです。
スタッフの負担軽減へ
園児が落ち着けば、保育士はその場で長時間なだめ続ける必要がなくなります。その分、他の子どもへの保育に時間を割けるようになり、スタッフの負担軽減にもつながります。
登園・降園時のサポートにも
特に入園間もない園児や、朝の登園でぐずってしまう子どもは、玄関先からなかなか教室に向かえないことがあります。そんな時に水槽の前で「お魚さんも楽しそうにしているね」と声をかけると、不安な気持ちが和らぎ、自然と教室に入れるケースも見られます。
また、帰り際に園児が保護者に「今日はお魚さんが赤ちゃんを産んでたよ!」と楽しそうに話す姿も。家庭での会話のきっかけとなり、園での過ごし方を保護者がより身近に感じられる効果も生まれています。
水草水槽ならではの楽しみ
今回導入したのは 淡水の水草水槽。単に魚を眺めるだけでなく、以下のような自然の変化を日々体験できます。
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魚の繁殖:小さな赤ちゃん魚を発見する喜び
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エビの繁殖:増えていく様子を観察できるワクワク感
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水草の成長:水槽内の景色が少しずつ変化していく楽しみ
こうした「変化が見える環境」は、子どもたちに好奇心や観察力を育むきっかけにもなります。
まとめ
力合さくらこども園様での導入事例では、水槽が園児の心を落ち着かせ、保育士の負担を軽減し、家庭での会話まで広がるという効果が見られました。
水草水槽は単なるインテリアではなく、
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子どもたちの心の安定
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保育士の保育環境改善
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保護者とのつながり強化
といった多方面にメリットをもたらす存在です。
園の雰囲気づくりに、アクアリウムの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。